神経内科
▶3つのポイントー診療体制(さらに専門医・医療機関のみなさま)
*診る・つなぐ・支えるー神経内科のいま
診断から在宅支援まで、つながる医療で地域を支える。私たちの神経内科は”これから”の医療に応えます。
診療スタッフ
【【+message 】】
予約のない新患、再来を毎日受け付けてます。それなのに待ち時間がさほど長くありません。急患も、どんな重い難病も全部受けています。入院は14床前後ですがいくら超えても断りません。
富樫 慎治(とがし しんじ)科部長 月火水木金 :外来曜日 |
日本神経内科学会 専門医 |
齊藤 達也(さいとう たつや)医師 月火水木金:外来曜日 |
青字:外来担当曜日
神経内科の紹介
1971年に神経内科が開設されてから、当科では広く県内の神経疾患を受け入れて来ました。地域の中核病院として脳卒中やめまいをはじめとする救急医療から神経難病まで幅広く対応しています。外来は月曜日から金曜日までおこなっています。再診は時間予約制で患者さんの待ち時間が少なくなるように心がけています。時間外でも、診療所や病院からの診療要請に対して神経内科医が対応しています。
主な疾患と実績
神経内科では、脳、脊髄などの中枢神経から末梢神経までの病気と筋肉の病気を診療しています。具体的には、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)、てんかん、頭痛、めまい、脳炎、髄膜炎、神経難病(脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、重症筋無力症、多発性筋炎など)、筋ジストロフィーなどがあげられます。
名前は似ていますが心療内科ではありません。うつ病や神経衰弱、不眠症などは診察していませんので間違って受診しないようにご注意下さい。
外来患者さんは1日平均36人となっています。新患では、頭痛、めまい、脳血管障害とパーキンソン病などの神経難病の方を多く診療しています。また、当科外来では約150人余りのパーキンソン病の患者さんを診療しています。入院では1日平均18人の方が在院していました。平均在院日数(患者さん1人あたりの平均入院日数)は20日でした。
早期に診断治療を行い、患者さんには出来るだけ早い社会復帰が出来るよう努力しています。入院では、脳血管障害、めまい、脳炎、髄膜炎などの急性疾患を多く診ています。パーキンソン病が悪化した方の薬剤調節のための入院や脊髄小脳変性症のTRH療法なども行っています。脳血管障害は、急性期の救命を主眼とした治療に専念しており急性期を乗り切った方は、近くのリハビリテーション病院に転院して機能回復治療を受ける医療連携をしています。
特殊な治療
片側顔面痙攣や痙性斜頚に対するボトックス(ボツリヌス毒素)の注射療法やギラン・バレー症候群に対する免疫グロブリン療法も提供しています。
医療設備
CT(2台)、MRI、脳血管造影、脳波が可能です。
神経内科の外来診療
外来診療 月曜日~金曜日、午前8時30分から11時まで受付けています。かかりつけの先生の紹介状を持って受診してください。
診る力×支える力 ー 神経内科の診療体制(専門医・医療機関のみなさまへ)
ー診療範囲・対応力・連携体制を、簡潔にご紹介します。
選ばれる3つのポイント
1.難しい病気でなくても、病院の開いてる日は毎日受付、診察をしています。ふらつき、脱力についての相談が多いです
2.神経症状の診療を全て網羅し、稀な疾患についても診療経験があります
3.疾患進行期の呼吸管理、栄養管理のための外科的処置や在宅支援まで診ています
❖専門的な診療とサポート内容❖
【対象疾患】 パーキンソン病、多発性硬化症、脳神経内科領域等
「困ったら市立甲府病院の神経内科。」
専門領域は定めていませんが、上記3疾患は、依頼件数が最近多くなっています。当院の神経内科では、疾患の治療から在宅支援まで提供をしています。胃瘻造設や気管切開、人工呼吸管理のできる神経内科医師です。地域神経内科のハブ的役割を担いながら、治療を続けやすいように他院とも連携、情報共有を密に行っています。