消化器外科
▶3つのポイントー消化器外科の診療体制(さらに専門医・医療機関のみなさま)
消化器外科とは
食道、胃、大腸、小腸などの消化管や肝、胆のう、膵臓、脾臓などの実質臓器の手術を行います。最近は癌腹腔鏡手術が多くなっていますが、癌のみではなく急性腹症や良性疾患の手術も行います。
対象疾患は
胃癌、大腸癌、原発性肝癌、転移性肝癌、胆管癌、胆のう癌、膵臓癌などの消化器癌の他、良性疾患の鼠経ヘルニア、急性胆嚢炎、急性虫垂炎、腸閉塞などの急性腹症、痔核、痔瘻、裂肛、直腸脱などの肛門疾患も対象になります。
診療スタッフ
消化器外科学会指導医/専門医、外科学会指導医/専門医、大腸肛門病学会指導医/専門医のスタッフを中心に治療にあたります。最近ではさらに専門化を進め臓器別の専門医が対応いたします。
肝胆膵外科センター、大腸肛門外科センタ-の設立
2016年4月より、より高度で専門的な治療を行うため肝胆膵外科センターと大腸肛門外科センタ-を設立しました。
これらのセンタ-では術前カンファレンスにて臓器別の外科専門医のほか消化器内科専門医や放射線診断医、治療医、病理医などと協力し患者さんの全身状態や病変の進行度等を詳細に検討し、治療方針を決定しています。
術後は、病理診断結果をもとに手術や治療方針が適切であったかを再検討し、今後の治療にフィードバックしています。
⇒肝胆膵外科センターのページへ
⇒大腸肛門外科センターのページへ
腹腔鏡手術の増加
当科では、お腹の中(腹腔内)のいろいろな手術に腹腔鏡手術を取り入れています。疾患、緊急性、ご本人の希望などで判断しています。
腹腔鏡手術の最大の特徴は、「患者さんの体にやさしい」ことです。
実際には、全身麻酔で、お腹の壁に 5mm~12mm のポートを3~5本入れ、内視鏡でお腹の中を画面に映しながら、細長い特殊な器具を使用して体の外からお腹の中の手術を行います。
その長所は、開腹手術に比べて、
○1.傷が小さいこと
○2.精密な手術ができること
○3.手術中の出血量が少ないこと
○4.術後の痛みが少ないこと
○5.術後の回復が早いこと
○6.在院日数が短いこと
などです。
その短所は、
○1.開腹手術に比べると手術時間がやや時間が長くなること
○2.費用がやや高いこと
○3.疾患や状態により対応できないこともあること
などです。
当科で腹腔鏡手術を取り入れている疾患は、早期胃癌、胆嚢疾患(胆石症、胆嚢炎、胆嚢ポリープ)、小腸腫瘍、腸閉塞、急性虫垂炎、大腸癌・直腸癌、肝癌、膵癌などです。
○虫垂炎・胆嚢炎では、90%以上が腹腔鏡で手術が行われています。
○大腸癌(結腸癌・直腸癌)でも積極的に腹腔鏡手術を取り入れ、ほとんどの症例を腹腔鏡で行っています。
○肝外側区域切除、肝部分切除、膵体尾部尾部切除にも腹腔鏡手術を導入していきます。
術前術後管理について
手術後の日常生活をより快適に送っていただけるよう術前より内科、放射線科、緩和チーム、栄養管理チーム、リハビリ、認定専門看護師など多様な職種と協力体制をとっています。
術後の肺炎防止のため、術前より歯科口腔外科を受診いただき口腔内ケアを徹底させていただいています。
術後は早期よりリハビリを行い早期離床に努め、総合相談センターとも協力し身体的精神的回復を図るとともに早期退院、早期社会的復帰のお手伝いをさせていただきます。
診る力×支える力 ー 消化器外科の診療体制
ー診療範囲・対応力・連携体制を、簡潔にご紹介します。 ▶(印刷しやすい)リーフレット版![]()
選ばれる3つのポイント
1.丁寧な説明と患者さんの希望に沿った医療の提供
2.積極的な腹腔鏡手術の導入と早期退院にむけた栄養・リハ・薬剤のチーム医療の提供
3.消化器内科と連携した患者さんに最適な医療の提供
❖専門領域と治療内容の特徴❖
【対象疾患】 大腸癌、肝胆膵悪性疾患、胃癌、胆石症、鼠径ヘルニア等
当院の消化器外科では、大腸癌をはじめとした消化管(食道以外)・肝胆膵悪性疾患に加え胆石症・鼠径ヘルニアなどの良性疾患も積極的に受け入れております。消化器内科とも連携を図りながら、早期発見・早期治療を心掛けており、病棟では早期退院に向けチーム医療で充実した連携のもと、安心して治療を受けることができます。
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